飛行機の機内でお肌の乾燥を防ぐ方法と意外な注意点とは?

国際線など長時間のフライト、眠っていて到着したときにはお肌がボロボロになっていた・・・なんていう経験はありませんか?せっかくの旅行やビジネスで海外までいっても、肌の調子が悪いと楽しむことができませんよね。

ロングフライトの機内ではすることもないので眠って過ごすという方も多いとおもいますが、普段からお肌の乾燥が気になる方も、乾燥なんか気になったことがないという方も、女性であれば機内ではなにをおいても乾燥対策をすることが重要。

お肌の一番の敵はなんといっても乾燥ですが、一般的に肌の潤いを保つためには50~60%程度の湿度が最適とされています。

それに対して機内の湿度はなんと20%以下と砂漠並みの劣悪な環境。

乾燥肌じゃないから大丈夫・・・とタカをくくらず、特に長時間のフライトではいつも以上に入念にお肌のお手入れをしましょう。

まずは、搭乗前にしておくべきことは・・・思い切って空港でメイクを落とし、たっぷりと保湿をしてから飛行機に乗りましょう。

ノーメイクで人前に出るのはちょっと恥ずかしいという女性は多いと思いますが、そのままにしているメイクによって肌の乾燥をさらに悪化させることになります。躊躇なく落とし、気になるのであればマスクやメガネなどでカバーしてしまいましょう。

さらに髪の毛にも洗い流さないトリートメントをつけておくと、髪の乾燥を防ぎ、静電気を予防する効果もありますのでお勧め。

では、いざ飛行機に乗った後、機内ではどのように過ごせば良い肌の状態を保つことができるのでしょうか?

機内での乾燥対策として、化粧水のスプレーなどをシュッと吹きかける方もいますが、実はお肌の水分が化粧水と一緒に蒸発するので逆効果とも言われていますので注意が必要です。

化粧水は必ず保湿効果のあるもの準備し、手のひらでギュッと抑えるように肌に浸透させましょう。その後、乳液・美容液・クリームなどをたっぷりと塗って水分にフタをします。

いつものお手入れより潤い過ぎているくらいでも、数時間で乾燥し始めると思います。少しでも乾燥してきたと感じたら、この保湿を繰り返して行いましょう。マスクやアイマスクをつけることで水分を逃がさないようにするのもひとつの方法ですね。

お肌のお手入れの他にも効果があることもありますので、併せて行ってみてください。

機内の湿度が低いのはどうしようもできないことですが、せめて機内で自分の周りだけでも湿度をあげる対策をとりましょう。タオルを水でぬらして座席前のテーブルに広げておくだけでも効果がありますので、ぜひ試してみてください。

びっくりするほど早く乾きますが、それだけ機内が乾燥しているという証。こまめに水でぬらして、湿度UPを図りましょう。

フライト中は外側からの保湿も重要ですが、体を内側から潤わせることも大切。体内の水分が不足してカラカラになるとお肌の状態にも影響します。外側からのケアだけでなく、意識的に水分を補給するように心がけてください。

常温の水またはぬるま湯を少量ずつ、数回に分けて飲むようにすると効果的に水分補給ができます。水分は一度に大量に摂取しても吸収されずに外に排出されてしまうだけで、逆に体のむくみにもつながってしまいますので注意しましょう。

座ったままで同じ姿勢が長時間続く機内では、血流が悪くなり代謝が落ちてしまうことあります。代謝が下がると全身のすみずみにまで水分が行き渡りにくくなり乾燥にもつながります。エコノミー症候群予防も含めて、水分補給と同時に足首や足の指の体操をすることをお勧めします。

ドリンクは客室乗務員にお願いすれば食事のとき以外でも準備してもらえますので、お湯やお茶などの温かい飲み物をもらい、顔の近くにあてて保湿器がわりにするのもいいですね。

飛行機に乗るときには服の素材選びも大切。

化学繊維(ポリエステル・アクリルなど)は綿100%やウール100%などの天然素材と比べると乾燥による静電気が起きやすく、お肌にも悪影響があります。おしゃれでリラックスできるスタイルを選びつつ、素材にも注意したいものですね。

旅先では生活サイクルや食生活の変化からお肌の調子が悪くなることがありますが、機内の乾燥も大きな原因の一つといえるでしょう。

今回紹介した対策をきちんと行えば、いつも以上に調子のよいお肌になっているかもしれません。到着後の予定を心から楽しむために、機内でこまめな保湿を心がけ、万全の準備をしましょう。

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