飛行機内で貰えるプレミアムグッズのアレコレ

薬局で薬を買った際、カエルやウサギなどのキャラクター人形をもらったことがある方もいると思います。こうしたオマケ、いってみれば「プレミアム」には、大人の心すら躍らせる魅力もあります。

また、単にタダでもらえるというだけでもうれしいもの。そんなサービスが飛行機にもあります。それが「ギブアウェイ」と呼ばれる、「旅客機の機内で無料配布される持ち帰り可能なおみやげ品や、リラクゼーションキット」です。

タイ国際航空では搭乗時に、オーキット(蘭の花)を全員にプレゼントしています。こうしたもののほかにも、機内にはさまざまなギブアウェイが用意されています。いちばん手近なところでは、座席後部の網ポケットに入っている機内誌がそうです。ほかにも、たとえば、絵葉書、便箋、封筒、ボールペンといったレ夕ーセットをはじめ、飛行機の模型、色鉛筆などの子供用のおもちゃからトランプなども用意されており、客室乗務員に頼めば簡単に貰うことができるのは案外知られていません。

ファーストクラスやビジネスクラスでは、アメニティキットと呼ばれるものが、すでに座席に置いてあります。これもけっこう便利なもので、使い捨てのスリッパや夕オルなどから、香水、救急セット、さらに携帯式裁縫セットなど、旅行に使えるアイテムが航空会社のオリジナルポーチに入っています。

ギブアウェイの内容は、会社やフライトによって異なり、毎回同じものというわけにはいかないのですが、飛行機に乗るだけで手に入るのですから、まさに貰わにゃ損々でしょう。ただ、このあたりはまだ序の口で、さらに貴重なギブアウェイも存在します。それが記念モノです。

日本の航空会社の年始のフライトでは、羽子板型の栓抜きや西陣織の絵葉書、さらには輪島塗の印鑑入れなど、プレミア必至のアイテムが配られる可能性が高いといいます。また、最近行なわれたポケモンやムシキングなどのキャンぺーン機でも、紙コップやポストカードなど、他では手に入らないグッズが手に入るということです。

こうした限定グッズは、マニアのあいだで高値で取引されることもあるほどの人気だといいます。ちなみに、よく勘違いする方もいるようですが、機内にある新聞、雑誌(機内誌をのぞく)はギブアウェイではないので、持ち帰らないようにしていただきたいもの。

機内の客室乗務員にちょっと一声かけるだけで、けっこうなお得感を満喫できるギブアウェイ、これからジャンボに乗る方にはぜひ試してみて下さい。

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