成田空港に荷物の自動預け機導入!これで並ぶ時間が減る?
私は旅行に行くときには、それが海外でも日程によっては機内持ち込みできる範囲の荷物に収めて行くようにしています。
到着先で預けた荷物がコンベアに乗せられて出て来るのを待つ時間って無駄過ぎますから・・・。
それに、荷物を預けなければ、航空会社や空港によってはチェックインするのに並ばなくても済みます。
例えばレガシーキャリアならたいていネットでチェックインできる上、LCCなら自動チェックイン機がある空港ならほぼ並ぶ必要もありません。
その点台北の桃園空港は預ける荷物がなくてもカウンターに並ばないといけないのでイラッとするんですけど・・・。
最近はLCCばかり利用するので国内線でも成田に行きます。
そのため知りませんでしたが、羽田の国内線には荷物の自動預け機とやらがあって、チェックインも自動でできるようですね。
その自動預け機が、2017年3月30日から成田の国際線にも導入されたとか。
これもまた東京オリンピック開催時に増加するであろう外国人旅客に対応するための施策の一環のようです。
この自動預け機は、ドアが閉まっていると一見ダストボックスのような感じ。
荷物を預ける際は正面の扉が大きく開き、そこに荷物を入れます。扉の横にはモニターが付いているので、ここでチェックイン手続きもできるのでしょう。
導入された28日に行われた自動預け機のデモンストレーションでは、乗客役の人が荷物を預ける時間は1分ほどだったとか。
ただ、1分でできたのは予め練習していたからでしょう。初めて使う人が手間取ってもっと時間がかかるであろうことは想像に難くありません。
考えてみれば、チェックインカウンターでも手続きの時間自体はうるさいこと言わなければ1分程度。ですから、実際のところ並ぶ時間は変わらないかも・・・。
しかしまあ、人員の数には限りがあるので、機械を増やせばさばける人数は増えるため、結果的にスムーズになる可能性はあります。
自動預け機は今のところ、成田空港第1ターミナルの北ウイングにだけ設置されており、対象となる空港会社もエールフランスなど4社だけに限られています。
しかしあと3年あるため、オリンピックの頃にはそれなりに増えることでしょう。多分LCC利用者には縁がないものだとは思いますけど・・・。