滑走路に歩道のある空港は危険か?安全か?

スペインの東南端イベリア半島に、ジブラルタルという響きの良い名前の地域があります。アフリカまでの距離は、わずか15キロメートル。このことは戦略的に重要とされ、18世紀以来、イギリスの海外領土となっています。

ですが、それよりもジブラルタル空港は「ヨーロッパで最も危険な空港・第1位」で知られています。

「世界で最も危険な空港・第5位」に選ばれたこともあります。

その理由として、ジブラルタルには平地が少なく、大半が硬い岩山であるため。非常に強固なことを「ジブラルタルの岩のように」と言うくらいです。そういった岩に囲まれた中に空港の滑走路があって、岩と滑走路との間の距離が、非常に接近しています。

その上、滑走路には計器進入装置がありません。岩山を見ながら、目視だけでの着陸となります。

危険な空港と呼ばれる一方で、ジブラルタル空港の滑走路は、「ウィンストン・チャーチル・アベニュー」という名前の道路と交差しています。

一般道路が、空港の滑走路を横断しているのです。

鉄道の線路のように滑走路に遮断機があり、到着便が近づくと、警察官が遮断機を下ろして、歩行者が道路から滑走路に入れないようにします。つまり飛行機がいないときは、滑走路と交差している歩道を歩いてもいいのです。

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