ビールを飲まずにはいられない空港とは?

日本の鉄道の駅や、高速道路のサービスエリアでも、地域の特性を活かした名物を、店いっぱいに陳列し販売しています。世界の空港に並んでいるショップも、それぞれの国が誇る数々の名産品でいっぱいです。

たとえば、ビールで名高いドイツ。ずばりそのビールを醸造し、販売している空港があります。

ドイツすべての空港がビールの販売をしているはずですが、ビールの醸造まで行っている空港は一つだけです。ビールの醸造を行っているのは、ミュンヘン国際空港。ルフトハンザ航空とスターアライアンスのハブ空港です。

全日空も乗り入れていて、ビール好きには実にありがたい路線といえます。

ビール醸造所「エアブロイ」が空港内にあり、醸造したて、造りたてのビールを味わうことができます。

ソーセージなどのつまみも販売されていますから、申し分ありません。なにしろミュンヘンは、世界最大のビールのお祭り、600万人が集まる「オクトーバー・フェスト」の町です。

そのお祭りのための特製ビールを醸造するのも、ミュンヘンの醸造組合。

そのミュンヘン空港のビールですから、美味しくないわけがありません。世界中から集まってきた旅行客は、まずこのビールを目指します。ドイツを離陸する前に「飲まずには帰れない」とばかり、空港で飲んでから帰国する日本人も多いそうです。

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