滑走路の使用時間は決まっている?

空港の規模によって多少なりとも違いはありますが、旅客機が離着陸時に滑走路上に滞在している時間はおよそ2分間ということをご存じでしょうか?1機当たりの滑走路使用時間は空港ごとに決められており、2分前後を基準にフライトスケジュールが考えられています。

各空港では年に数回の間隔で「旅客機の滑走路使用時間を計測する」という、運航実態調査が行われています。この調査では到着機が滑走路上に差し掛かった時点から着陸後、滑走路を離れ駐機場に移動、停止するまでの時間を計測します。

羽田空港を例にあげると、滑走路上から着陸、滑走路を離れるまでが約64秒、誘導路を自走し駐機場に停止するまでが約60秒で、1機あたり、およそ2分4秒の時間が使われています。この時間をもとに、フライトスケジュールが立てられているわけです。

もし、何かトラブルが起き、滑走路の使用時間が長くなってしまった場合には、上空で待機している旅客機が着陸できなかったり、離陸待ちの旅客機に遅れが出たりすることも考えられます。

このため使用時間を短時間に保つことは、遅延や旅客機同士のトラブルを避けるために重要なことであり、スムーズに運用するために必要なことだといえます。

綿密なフライトスケジュールが立てられる理由には、管制官の的確な指示以外にも、滑走路の使用時間も大きく関係しているということです。

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